究極の水中写真ギア・イノンのすべてを語る
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「EOS 50D/40Dハウジング」進行中 scene.03

~海洋テスト その3~

「X-2 for EOS 540D/40Dハウジング」の海洋テスト、第3弾です。
今回は、大深度でのテストです。
x2_50d_3_set

 防水の機器は、耐圧試験器で圧力をかけて、設計通りの防水性能があるか確認して発売されます。カメラ用ハウジングの場合、ただ水が入らないかだけチェックして、製品化するわけにはいきません。水圧がかかった状態で、ボタンやレバーが正常に機能するか、圧力によってカメラが誤作動しないかを確認する必要があります。

 ハウジングに付いているボタンは、水圧がかかると当然押し込まれます。水圧で押されっぱなしになったのではカメラの操作ができなくなるため、ボタンを押し返すバネが中に入っています。バネが強すぎると押すのに力が必要になり、操作がしづらくなります。逆にバネが弱すぎると、深く潜って水圧が高くなったときに、ボタンが押されっぱなしになります。このバネの強さ、ハウジングのボタンとカメラ本体のボタンの隙間は、ハウジングの設計で重要な部分です。

 コンパクトデジタルカメラ用のプラスティック製ハウジングのように、ハウジング内部のゴムパッドでカメラを固定しているタイプでは、水圧がかかるとハウジングがわずかにたわみ、ゴムパッド部分に力がかかります。カメラのゴムパッドがあたる部分の内側に、電子基板があったり、機械要素があったりすると、カメラがフリーズしたり誤作動したりすることがあります。
 X-2ハウジングの場合は、カメラ底部をベースプレートで固定しているため、ハウジングの内側がカメラに接触して誤作動する可能性は低いですが、設計段階では想定していない原因で不具合がでないか確かめる必要があります。

 こういった理由から、ハウジングを発売する前に、実際に海に潜って動作確認をしています。
今回のテストは、海況が悪かったため、54mまでの潜水となりました。
ボタンやレバーなど、操作系は全てOKでした。
x250d_3_54m
最大水深54mを示すダイブコンピュータ


x250d_3_ginpo
カメラ:EOS 40D
レンズ:EF-S 60mmマクロ + リレー系極小セミ魚眼レンズUFL-MR130
ライト:LE250 x2灯

テーマ:水中写真 - ジャンル:写真

// HOME // 
copyright © 2007 INON all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。