FC2ブログ
究極の水中写真ギア・イノンのすべてを語る
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「EOS 40D/50Dハウジング」進行中 scene.02

~海洋テスト その2~

「X-2 for EOS 40D/50Dハウジング」の海洋テスト、第2弾です。
今回は、水深1m以浅でのテストです。
x2_50d_2a

 なぜこんなに浅い水深でテストするのかというと、水面付近の微妙な水圧が、O-RINGにとってはシビアな状況になる時があるからです。
 ダイビングサービスの水槽に、塩抜きのためコンパクトデジカメの防水ハウジングがたくさん浮いているのを見かけます。実は、このときに防水ハウジング内に浸水することがあるのです。また、エントリー時に水面でバシャバシャしていて、手に持っていたデジカメが浸水したということもあります。カメラメーカー純正の防水ハウジングの取扱い説明書に、ダイビング後の長時間の塩抜きをする場合は、中のカメラを出してからするよう、書いてあるものあがありますが、こういった浸水事故を考慮してのことだと思われます。
 深い水深では大丈夫だったハウジングなのに、ほとんど水圧のかからない水面付近で浸水するのはなぜでしょうか?
 ハウジング内への水の浸入を防いでいるO-RINGは、全体に均一に圧力がかかっている状態が理想的です。また、O-RINGに圧力がかかっていない状態より、適度に圧力がかかっている方が、シール効果が高くなります。中途半端に水圧がかかっていたり、1本のO-RINGのなかに水圧のかかる部分とかからない部分があったりすると、シール効果が薄らいでしまうことがあるのです。たとえて言うなら、O-RINGが全身気を張っている時は強いが、脱力して油断している時は弱いということです。この状況下は、線径の細いO-RINGの方が浸水につながるケースが多いようです。


x2_50d_2c

 「X-2 for EOS 40D/50Dハウジング」は、防水にかかわる部分の設計には過度な冒険をせず、防水性能に信頼性の高かった前モデルの「X-2 for EOS 20D/30Dハウジング」設計思想をそのまま受け継いでいます。
 今回のテストは、スキンダイビングで泳いだり、潮溜まりに這いつくばったりして、2時間ほど撮影しました。もちろん、浸水は無しです。


x2_50d_2b
カメラ:EOS 40D
レンズ:EF-S 60mmマクロ
ストロボ:Z-240 x2灯
水深:30cm

テーマ:水中写真 - ジャンル:写真

// HOME // 
copyright © 2007 INON all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。